帰りの電車の中、「開いてる席はないかなー」と探していたら、5歳位の男の子が自分の隣に機関車トーマスのリュックを置いてふんぞり返って座ってたの。
リュックを挟んでその隣にはその子のおばあちゃんらしき女性がいて、私に気がつくと「ほら、荷物どかして、席譲ってあげて」と子どもに声を掛けました。
まぁ、そこまでは普通の風景。
私は譲ってくれるモンだと思って、その子に「良いかな?(^^)」と声を掛けると、子ども「やだ!」とのたまいやがった。
しかも私の事を睨み付けてる。
こえー。。。
その後もおばあちゃんが「リュックを膝の上に乗せなさい」と言えば、
小僧「膝に乗せたら服が汚れる!」
おばあちゃん「じゃぁ下に置きなさい」
小僧「下に置いたらリュックが汚れる!」
おばあちゃん「もぅ。。。○○ちゃん〜〜」
小僧「うるせー!クソババァが!!」
もぅ呆れちゃって、席なんてどうでもいいやーって思ってると、
おばあさんがいささか恥ずかしいらしく「どうぞ座ってください」と席を空けてくれた。
って言ってもねぇ、年寄りに席を譲って貰えるワケないじゃないですか。
すると今度はその小僧、入り口の方を見て変な顔をするんで、その視線の先を見ると会社帰りのような男性が。
小僧「おとーさん♪」
偶然?父親登場です。
よっし!よく来た!席を譲る事も知らない自分の子どもを叱ってやれ!と、思ったら、
その男性、少し離れた優先席に空席を見つけてそこへ行ってしまいました。
えぇぇぇ????
叱らないの?
その後もおばあちゃんがなんとか席を譲るように優しく優しく促すんですが、その度に小僧は「うるせー!ババァ!」の連発。
そして離れた席に座った父親を連れて来いだの、自分が連れて来るからこの席守ってろだの、
お菓子を食べだしたら、そのゴミは全部おばあちゃんに無言で渡すし、ひどいひどい。
最初は呆れて腹立たしかったんですが、こんな幼くしてモンスターのように育ってしまった小僧がひどく気の毒に思えました。
このまま誰からもマナーや人を思いやる気持ちを教えて貰えずに、大人になっていくんだろうなぁ。。。
父親や祖母だけでなく、周りの大人も悪いと言えば私も同罪ですが、よそ様の子どもを叱って正してあげるほど私も善人じゃないんで。。。